お酒に強くなる対策

お酒に強くなりたいと願っている人は多いです。しかし、どんな対策をしても一向にお酒に強くなれない・・・という人はぜひ、お酒に強くなる対策を参考にしてみてください。お酒に強くなる対策では、お酒に強くなる為の情報をたくさん紹介しています。

アルコール依存症のための薬とは?

■二日酔いになる薬?
 
お酒強くなるサプリで二日酔いの症状を軽減させようという人もいる中、全く真逆の二日酔いになる薬があるというのはご存知でしょうか?
これは、今から約100年以上も前に発見された「シアナミド」という農薬の工場で働く従業員がお酒に弱くなったということから、シアナミドにはアルコールが飲めなくなるというような効果があると発覚したのです。
これを人が飲んでも問題のないよう作られた薬が「シアナマイド」になります。
同じく「ノックビン」という薬もタイヤの製造工場で使用されていた薬品により従業員お酒に弱くなったことを基に作られた薬になります。
 
 
 
■何のために?
 
「二日酔いになりたい人なんているわけがない」
と思いますよね。
では、シアナマイドノックビンは何のために作られたものでしょうか。
実は、アルコール依存症の方のための治療薬として使用されているのです。
もちろん、これには医師の診断と本人のやめる意志が必要となり、医師の指導のもとで処方されなければ手に入れることは出来ない医薬品です。
シアナマイドを飲むといわゆる「下戸」の状態になり、ほんの少量のアルコールでも悪酔いした時の症状が現れるようになっています。
辛い二日酔いの症状にならないように、お酒を飲まなくなるという効果が期待されているのです。
しかし、アルコール依存症になりやすい方の生活の代表に「迎え酒」という習慣があります。
お酒を飲んで二日酔いになっている時に更にお酒を飲むことで中枢神経等が麻痺し、二日酔いの症状が和らぐということを続けてしまい、結果的に体内にずっとアルコールが残ってしまいます。
そして、お酒を飲み続けることをためられなくなってしまうのです。
 
 
 
■飲酒欲求をなくす薬もある?
 
アルコール依存症は「お酒を飲みたい」という欲求が自制出来なくなることが原因です。
「レグテクト」はその欲求自体を抑るための薬であり、これにも医師の診断が必要になります。
シアナマイドと同じく、本人にやめたいという意志がなければ、意味がありません。
薬は、軽減させたり抑制する効果があるというだけで、人間の欲求を完全にコントロールすることは出来ないのです。
アルコール依存症になってしまった時には、「やめるんだ」という強い意志と、やめた後の目標を定めることが大切と言えます。
適度なお酒はストレスの解消などにも役立つ百薬の長とも言われるものです。
自分の体だけではなく、大切な人のためにも、適時適量を心掛け上手に付き合って行きましょう。