お酒に強くなる対策

お酒に強くなりたいと願っている人は多いです。しかし、どんな対策をしても一向にお酒に強くなれない・・・という人はぜひ、お酒に強くなる対策を参考にしてみてください。お酒に強くなる対策では、お酒に強くなる為の情報をたくさん紹介しています。

定期健診で肝臓をチェックしよう

毎年、健康診断は受けていますか?
お酒を飲む人は、飲まない人に比べて肝臓の病気になってしまう確率が高いです。
お酒をたくさん飲んでいればお酒に強くなると勘違いして毎日大量に飲んでいる人は危険です。
適量飲んでいれば健康を損なう事はありませんが、飲み過ぎてしまうと病気になってしまいます。
健康で長生きする為にも、毎年の健康診断を欠かさず行いましょう。

■沈黙の臓器「肝臓」
肝臓は、異常があっても症状が出にくい臓器です。
痛みなどにも鈍感で、痛いかも…と感じた時にはすでに大きな病気に罹っている可能性があります。
また、胃に近いのでただの胃の痛みや胃もたれだと勘違いする人もいるようです。
なので、病気になっていると自覚するまでに時間がかかる事も多くあります。
そんな肝臓の病気に早めと気付く事が出来るためにも、定期健診は大事なのです。
肝臓の健診は、血液検査で行えるので診断結果が出るのに時間は掛かりますが、病院では血液の採取だけなので時間は掛かりません。
仕事で忙しくても、これからも長く働いていくために検診に行ってみましょう。

■血液検査でわかる事
血液検査では、ALT、AST、y-GTPの値に注目しましょう。
ASTとALTは、肝臓の細胞に含まれている酵素の事で、肝臓に障害があるとこの数値が高くなります。
y-GTPは、たんぱく質の分解酵素の事です。
ASTなどと同じく肝臓に障害があると数値が高くなりますが、アルコールによる肝臓の障害に敏感に反応する値でもあります。
なので、この値が基準値よりも高かった場合は、アルコール性肝炎などに罹っている可能性もあるので、注意しましょう。

脂肪肝にも注意が必要です
お酒を飲む人は「アルコール性脂肪肝」になりやすいと聞いた事はありますか?
アルコール性脂肪肝とは、肝臓に必要以上の脂肪が溜まった状態の事で、中性脂肪の値が30%以上になると脂肪肝と診断されてしまいます。
この脂肪肝を放っておくと、血液の流れが悪くなり脂肪肝炎など他の病気を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
そして、肝がんなどの恐ろしい病になる可能性も秘めています。
アルコール性脂肪肝は、自覚症状があまりなくお腹に脂肪がついたな…などと感じていたら、実は脂肪肝だったと健康診断で気づく人も多くいます。
なので、健康診断を受けなければ気づかずに病気が進行していた、なんて事もありうるのです。
なので、お酒を飲む人ほど健康診断はとても大事なことなのです。
脂肪肝は、超音波健診をするとすぐにわかる病気です。
なので、血液検査と一緒に受けると今の自分の肝臓がどのような状態が詳しく分かる事が出来ます。

年に1回の健康診断で、病気に負けない強い肝臓を目指しましょう。