お酒に強くなる対策

お酒に強くなりたいと願っている人は多いです。しかし、どんな対策をしても一向にお酒に強くなれない・・・という人はぜひ、お酒に強くなる対策を参考にしてみてください。お酒に強くなる対策では、お酒に強くなる為の情報をたくさん紹介しています。

もしも、誰かが急性アルコール中毒になったら

■お酒の一気飲みや飲み過ぎは危険!
 
新人の歓迎会や宴会シーズンになってくると増えてくるのが急性アルコール中毒です。
急性アルコール中毒は救急搬送されたとしても、重症化してしまえば最悪死に至る恐れもあります。
親しい友人同士や会社での歓送迎会でつい羽目を外してお酒を飲み過ぎてしまったり、普段お酒を飲まない人が過剰にアルコールを摂取してしまった時に起こり得る症状ですので、お酒のペース配分や摂取量は出来るだけ適量に抑えるように心がけましょう。
 
 
 
■急性アルコール中毒の原因と症状
 
急性アルコール中毒は、短期間に大量のアルコールを摂取することによって起こる症状です。
短期間に一気にアルコールを摂取した際、体内でのアルコール分解が間に合わず血中のアルコール濃度はどんどん高くなっていきます。
血中アルコール濃度が高くなると運動機能への障害によるふらつきや脳のマヒによる一時的な意識障害に至ります。
 
更に酔いが酷くなってくると、一人で立っていられないほどの泥酔状態になっていまいます。
泥酔状態は血圧が下がって呼吸困難になったりする他にも、運動能力・意識レベルの低下が原因で転倒や転落といった怪我をする恐れがありますので注意が必要です。
 
 
 
■急性アルコール中毒になりやすい人とは?
 
飲酒量に対して体内でのアルコール分解速度が追いつかなくなると血中アルコール濃度が高くなってしまい、その結果急性アルコール中毒になる恐れがあります。
この現象には『なりやすい人』と『なりにくい人』がいて、それは生まれ持った体質による影響が大きいとされています。
 
お酒が強い人はアルコール分解が速いので比較的飲酒量が多くなっても血中のアルコール濃度が高くなる可能性が低いのに対し、お酒に弱い人の場合、アルコール分解が苦手なので大量の飲酒や一気飲みなどをしてしまうとあっという間に血中アルコール濃度が高くなってしまい、急性アルコール中毒へのリスクも高くなる恐れがありますので注意しましょう。
 
また、お酒に強くなるために無理して飲み続けることも危険です。
強くなるには1度の飲酒量を増やすよりも、飲酒の回数をちょっとずつ増やした方が効果的と言われています。
 
 
 
■急性アルコール中毒の対処法
 
お酒の席で急性アルコール中毒の疑いがある人がいた場合、このような対処が求められます。
 
・体を叩いたり耳元で呼びかけて意識の確認
・衣類を緩めて横向きに寝かせる
・低温状態を防ぐため、上着や毛布で温める
・お茶や水を少しずつ飲ませる
 
また、意識がなく口から泡を出していたり大きないびきをかいている場合は危険な状態ですので、すぐに救急車を呼びましょう。
意識レベルが低いと嘔吐物を喉に詰まらせてしまう危険がありますので、無理に吐かせたり仰向けで寝かせないといった注意も必要になります。