お酒に強くなる対策

お酒に強くなりたいと願っている人は多いです。しかし、どんな対策をしても一向にお酒に強くなれない・・・という人はぜひ、お酒に強くなる対策を参考にしてみてください。お酒に強くなる対策では、お酒に強くなる為の情報をたくさん紹介しています。

お酒の種類によって、酔いやすい・酔いにくいってあるの?

■酔いやすいお酒とは?
 
お酒と一口にいっても日本酒からビールなど、様々な種類があります。
味の違いはもちろんですが、アルコール度数も酒類によって異なってきます。
その度数の違いによって、酔いやすい・酔いにくいの違いはあるものの、実際のところ日本酒・ビール・ワインといったお酒に含まれているアルコール成分は全て同じ成分のため、『酔いやすい酒類』というのは科学的には証明できていないようです。
 
あくまでお酒と自分の相性だったり、その日の体調などが『酔い』の違いの主な要因になるようですが、お酒の酒造方法によっても『酔い』への影響が異なってくるとされていますのでご紹介したいと思います。
 
 
 
醸造
 
酵母によってアルコール発酵させて作られたお酒を醸造酒といいます。
一度蒸発させて再び凝縮させる『蒸留』の過程を行わずに、発酵した状態のまま飲まれています。
 
日本酒・ワイン・ビールがこの分類に入り、醸造酒は比較的不純物が多くアルコール濃度が低いとされているため、お酒に弱い人などが強くなるための練習として、まずは醸造酒を飲んでみる方も多いようです。
 
ですが、アルコール濃度が低い構造酒も実は二日酔いなどの悪酔いをする方も多く、その原因とされるのが酒造方法にあります。
先ほども言ったように、醸造酒はアルコール発酵させた状態のお酒です。
蒸留を行っていない酒は数種類のアルコールが含まれている状態のため、飲酒の際の体内でのアルコール分解の手間がその分かかるとされています。
複数のアルコールを分解するのに時間を必要とするため、分解速度が遅くなりその分血中アルコール濃度が常に高くなることで、翌日にもお酒の影響を及ぼしてしまうのです。
 
アルコール度数が低いのでお酒に強くなるための練習用のお酒として醸造酒は適してはいますが、たくさんの摂取は逆に体の負担になりかねませんのでほどほどの量に留めるようにしましょう。
 
 
 
 
蒸留酒は、アルコール発酵させた後更に蒸発・凝縮の作業を行って作られるお酒を指します。
蒸留の作業が行われたお酒はアルコールの純度が高いため、一般的にアルコール度数の高い酒といわれ、焼酎・ウィスキー・ウォッカ・ブランデーがこの蒸留酒に含まれています。
 
アルコール度数が高い分、少量でも酔いやすいお酒ではありますが、醸造酒に比べて悪酔いしにくいお酒でもあります。
蒸留酒はアルコール純度が高くアルコールの種類が一つしかないので、体内でのアルコール分解がスムーズに行われます。
体内のアルコールが早く分解されるため、二日酔いに起こる頭痛や吐き気の原因となるアセトアルデヒドも早く消滅させることができるのです。